オレが華穂と初めて話したのは、湯治宿の談話室だった。
足首を骨折して、会社から半強制的に送り込まれた温泉療養。最初はクソ退屈だったが、途中から来た長澤夫妻との出会いが、この旅を180度変えた。
同僚の長澤の嫁、華穂。
歳はたぶん30代前半。どこか気の抜けたような柔らかい喋り方で、いつも白いニットにロングスカートという地味な格好をしていた。
地味なのに、なぜか目が吸い寄せられる。特別色っぽいわけでもない。胸なんか小ぶりで、Bカップあるかないか。でも、あの肌の白さ。無防備な笑い声と、おっとりした仕草。全部がじわじわ犯したい願望を刺激してくる。
そんなある晩。最終日前夜で、酔い潰れるまで4人で飲んだ日だった。
オレはトイレから戻ってくると、うっすら灯りの消えた部屋で、そのまま布団に横たわった。酔っていて足も痛く、立ってるのもだるかった。
「寒ぃな……」
そう呟いた瞬間、隣にあった布団からぬるい人肌が伝わってきた。
反射的に手が伸びて、隣の手を掴む。ふにゅっとした柔らかい手の感触。女の手。オレはてっきり、うちの嫁だと思っていた。
けど、違った。
「……っ」
指先が小さく震えた。そのとき、背後から微かに甘い香りが鼻をかすめた。
ああ、これ、華穂の匂いだ。毎晩の宴会で隣に座ってたとき、何度も嗅いだやつ。
オレの体の奥から、ブワッと熱が立ち上がった。
こりゃマズい、と頭では思った。
だが酔いと欲望で理性が効かず、そのまま布団をめくって潜り込んだ。
女の体がビクンと跳ねた。逃げはしなかった。オレの手が彼女のウエストをなぞる。薄いTシャツ越しに、脇腹のラインが伝わってきた。華穂は震えながらも、何も言わない。
「……だめ、ですよ……」
蚊の鳴くような声だった。でも拒絶の力はない。
その声を聞いて、オレの下半身は完全に覚醒していた。
もう、止まれなかった。
「華穂さん……」
名前を囁くと、彼女はほんの少しだけ、首を横に振った。
唇が、頬に触れる。拒まれない。
オレはそっと彼女の肩を撫でながら、うなじにキスを落とした。華穂の体がピクリと震える。胸に手を伸ばした。Tシャツの中に手を入れると、すぐに微乳のふくらみが指先に触れた。
小さい。けれど柔らかく、指が沈むようだった。
「あっ……」
思わず漏れた華穂の声に、オレの勃起は限界を越えた。
乳首を軽くつまむと、華穂の背中がピンと反った。
そのまま、パンツの上から尻を撫でる。ムチッとした感触。想像以上に張りがあって、女の肉の匂いがした。
「……お願い……今は……」
何をお願いしているのか、分からなかった。止めてほしいのか、続けてほしいのか。オレはそれを確かめるように、腰を彼女の尻に押し当てた。
ズリッ……
布団越しに擦れたオレのチンポは、すでにパンパンに膨れあがっていた。
華穂の尻に押しつけると、彼女はヒュッと息を呑んだ。
そのとき、隣の部屋からガタッと音がした。
「……っ!」
華穂が一瞬で体を引いた。オレも我に返って体を起こす。
部屋の空気が一気に冷えた。
「……間違って、入ってきちゃったんですね……」
小さく笑う華穂の顔は、さっきまでとは違っていた。
でもその目は、怒っていなかった。むしろ、潤んでいて、興奮の余韻を滲ませていた。
「……ごめん」
オレが言うと、華穂は「ううん」と首を振った。
「……ちょっとだけ、嬉しかったから……」
その一言で、オレの股間がもう一度ピクついた。
でも、今夜はこれで終わりだった。
翌日の夜。
宿も明日で最後という晩、オレと華穂は、なぜかふたりきりで露天風呂に向かっていた。
「怖くないですか?」
「……うん、でも……昨日のままだと、眠れそうになくて……」
あれは事故だった。いや、そういうことにしておくべきだった。
でもあの布団の中の肌触り、唇の感触、指先に残った乳首のぷっくりとした硬さ……全部がオレの中で再生されて、理性を殺していった。
石段を下り、冷たい夜気の中で白い息を吐きながら、華穂は少しだけ肩を寄せてきた。
湯気の向こう、男湯と女湯を仕切る低い岩の壁。オレがそっと声をかけた。
「……華穂さん、月、見えてる?」
「ええ、満月……ですね……」
月明かりに照らされた湯面がゆらゆらと揺れ、その奥に彼女の輪郭が見えた。
胸元をタオルで隠しているが、肩から滴る雫とその白さが、やけにエロい。
オレは立ち上がり、岩の端に手をかけた。
すると華穂の肩が、ピクッと動いた。
「見えてますよ……」
「……ごめん、悪気はない。ちょっと……華穂さんの顔、見たかっただけだから」
しばらく沈黙。
でも次の瞬間、彼女はタオルをゆっくりと湯に沈めた。
小さな胸が、月光に浮かび上がる。
ぷくりと立った乳首。Bカップとはいえ、輪郭は女の体そのものだった。
オレの下半身は、すでに硬さを増していた。
「……昨日のこと、怒ってないの?」
「ううん……あんなに……されたの、初めてだったから……」
その言葉で完全に吹っ切れた。
岩の仕切りを跨ぎ、そっと彼女の隣に座る。
肩と肩が触れた。華穂の体温が伝わってきた。
「触っていい?」
「……だめ、って言っても……触れるんでしょう?」
その返事が合図だった。
唇を重ねる。昨日より深く、長く。舌を絡めると、華穂はピクンと体を震わせた。
手が滑るように乳房へ。Bカップの小さなふくらみは、掌に収まるちょうどいいサイズ。
しかし感度は異常だった。軽く撫でるだけで「んぁっ……」と息が漏れる。
「……こんな小さいの、恥ずかしい……」
「関係ない。むしろ……そそる」
乳首に舌を這わせると、華穂は腰を引いて逃げようとした。
が、逃がさない。湯の中で彼女の腰を抱き寄せると、腿がオレの勃起に触れた。
「あっ……」
「……触ってみる?」
「や……やだ……」
言いながらも、指先がオレのチンポに触れる。指が包み込み、ピクリと動いたオレの肉棒に、彼女は驚いたような声を漏らした。
「……もう、こんなに……」
「華穂が、したいって言ってるから」
「言ってない……言ってないのに……でも……」
そのまま、湯の中でオレは彼女の股を撫でた。タオルの下、腿の付け根から指を滑らせると、ヌルリとした粘りが指に絡む。すでに濡れていた。
「なにこれ……濡れてんじゃん」
「ちが……う、こんな……いやぁ……」
指がクリトリスに触れた瞬間、彼女はビクンと跳ね、口を押さえた。
「声、出ちゃう……やだ、滝の音で、かき消されるからって……そんなの……やらしい……」
快感に抗うような言葉を吐きながら、体は正直だった。
指を中に差し込むと、ずぷっと奥まで濡れた肉が絡みつく。たまらず口づけ、乳首を吸う。
「ああぁ……奥、だめぇ……」
体を抱え、岩の上に座らせ、正面から挿入を狙う。
亀頭が、ぬるぬると入口をなぞると、華穂は手でオレの胸を押した。
「ダメ……本当に、これ以上は、もう……」
「……本当に?」
目を見て問いかける。
しばらくの沈黙のあと、華穂は目を閉じて、首をコクリと縦に振った。
その瞬間、オレは腰を押し出した。
ずぶっ……
狭くて、熱くて、きつくて――
まるで処女のような締まり。入った瞬間、あまりの快感に声が漏れそうになった。
「……ぅあっ! やっ……だめっ……だめぇっ……っあぁ……!」
嫌がる声の奥に、明らかな快楽の震えが混じっていた。
挿れたまま動かず、子宮の奥でごりごりとチンポを押し込むと、華穂の膣がぎゅうっと締まった。
「……こんなの、久しぶりすぎて……あっ、だめ、止まんない……」
その言葉を聞いた瞬間、オレは獣になった。
腰を突き上げ、子宮をグリグリと押し上げながら、華穂の口を貪った。
湯船がチャプチャプと波打ち、彼女の喘ぎと滝の音が混ざりあう。
オレは華穂がよだれをだらだら垂らして動かなくなるまで、さんざん一匹のメスにするまで犯しまくった。
翌朝、誰よりも早く目が覚めた。
昨晩の出来事は夢じゃない。隣に寝ていた華穂の髪の匂い、体に絡みついた膣のぬくもり。全部が、まだ肌に残っていた。
嫁も長澤も、ぐっすり眠っていた。二日酔いで死んだような顔で。
オレは抜き足差し足で布団を出ると、廊下の奥にある自販機へ。
缶コーヒーを買って戻る途中、ふと階段の踊り場で佇む後ろ姿を見つけた。
白いパーカー、ロングスカート。
華穂だった。
昨晩はさんざんハメまくった女とはいえ、もし長澤に見られるとまずいので、念のために後ろを振り返って人影がないことを確認してから声をかけた。
「おはよう」
びくっとして振り返った顔は、化粧っ気のない素の表情だったのに、妙にエロかった。
女って、一度チンポを受け入れると顔が変わる。昨日より目が潤んでた。
華穂は、ほかの人に見られていないのか緊張した様子で周囲を確認して、小さく言った。
「少し、歩きませんか?」
そう言って、オレを裏の林道に誘った。
日が昇りかけたばかりの冷えた空気。
誰もいない、音もない森の中。華穂は無言で歩き、やがて倒木の上に腰を下ろした。
「……ねえ、昨日のこと、忘れられる?」
小さな声だった。
「忘れられるわけない」
オレがそう答えると、華穂はふっと笑って、俯いた。
そして、オレの手を握って、自分の胸に押し当てた。
「……わたし、まだ濡れてるの」
そう呟いた女の声は、もう人妻じゃなかった。
欲望の匂いを纏った、牝だった。
倒木の上に押し倒し、唇を重ねる。
パーカーの中に手を入れると、すでにノーブラだった。乳首は小さいのに、異常に固く尖っていた。
「お前……まさか最初から……」
「ううん、ちがう。最初は、止めなきゃって思ってた。でも……あのとき、奥まで挿れられた瞬間、もうどうでもよくなったの……」
太ももを撫でると、スカートの奥からじっとりと湿った感触。
下着は、穿いていなかった。
「ああ……また入れて……奥まで……お願い……っ」
野外の倒木の上で、人妻をバックで抱く背徳。
スカートをまくり上げ、尻肉を割って指を這わせると、トロリとした汁が滴っていた。
「もうお前、戻れねぇな」
「戻りたく、ない……っ、もう一回……膣(なか)に出して……」
そう言った瞬間、オレは理性を完全に失った。
そのままズブッと腰を打ちつけ、一気に奥まで突き入れた。
「ひゃあああっ……奥ぅ……っ! 届いてるぅ……!」
狭い膣内がギュウギュウに締まり、肉がねっとりと絡みつく。
ピチャピチャと卑猥な音が森に響き渡った。
「これが……オレのチンポだ。覚えろ、膣(なか)で……っ」
「覚えてるっ、もう、わたしのオマンコ、○○くんの形になってるっ……!」
腰を打ちつけるたび、華穂の声が高くなる。
小さな乳房が前後に揺れ、勃起した乳首が擦れて喘ぎが止まらない。
「お願い……孕ませて……オマンコに、もっと濃いのちょうだい……っ!」
オレは腰を深く打ち込んだまま、子宮口に先端を押し当てる。
「んじゃ、旦那よりも奥で感じろよっ!」
「ひあぁっ! イクっ…おく、イクっ……ああっ、いいっ、中にっ!」
ビュルルルルルッ!!
膣奥にぶちまけた射精の勢いで、華穂の体が跳ねた。
華穂はオレのチンポを膣内でぎゅうぎゅうに締めつけながら震えた。
「んんあぁっ…あっ、ああ…あ、あぁっ…」
膣壁がにゅるにゅると蠢いて、オレのキンタマから精液を一滴残らず搾り取っていく動きが気持ちいい。
「はぁ……はぁ……やばい……イッたのに、まだ気持ちいい……」
「また挿れていいか?」
「うん……また、出して……何度でも、いいよ……」
そのあと、宿の部屋に戻っても、またヤった。
昼には何食わぬ顔で帰路についたが、夜になってオレのスマホにLINEが届いた。
『……もっと奥まで突いてって、言わなかったよね?』
『でも、ホントは、また中に欲しいって思ってた。旦那いるのに、最低だよね、わたし』
最低なんかじゃない。
そう返信しかけて、やめた。
次回も旦那にバレないように密会したとき、またチンポと膣でコミュニケーションすればいいから。