福岡の天神は晴れだった。
土曜の午後、人混みをかき分けるように歩きながら、オレは胸がざわついていた。
スマホの画面には「今、着きました」とメッセージ。
送り主は梓という32歳の人妻だ。
俺は梓と出会い系サイトで知り合って、メッセージを重ねた。
最初はあくまで普通の会話。旦那のことも軽く話してくれて、「真面目そうな人だな」と思った。
だけど、数日経つと微妙に含みのある文面が混じるようになった。
「こういうの、本当はいけないことですよね」とか、「ドキドキします」なんて。
梓の雰囲気写真は派手じゃない。普通の肩までの黒髪、白いブラウス。
胸元はあまり開いてないのに、形がはっきりわかる。
スタイルは普通、と本人は言っていたけど、あの膨らみは嘘じゃない。
オレは年下が好きなはずなのに、その大人の落ち着いた雰囲気に、妙に惹かれた。
待ち合わせ場所のカフェで初めて会った梓は、想像以上に普通の主婦っぽかった。
でも、目が合った瞬間に少し伏し目になる仕草が、やけに色っぽく見えた。
隣の席の学生たちの笑い声が遠くに聞こえる中で、オレたちは他愛ない会話をした。
旦那の話も少し出た。
「今日は出張で…しばらく帰らないんです」
その一言に、オレの脳裏にいやらしい想像が走った。
コーヒーを飲み終えると、梓が少し間を置いてから言った。
「…歩きませんか?」
そうして、天神から春吉方面へ、並んで歩いた。
繁華街のざわめきが少しずつ薄れ、路地に入ると人通りが減った。
ふと見上げると、ビルの一角にラブホテルの看板が光っていた。
心臓が跳ねた。
オレは童貞に毛が生えたような男で、こういう展開は頭の中でしかなかった。
だけど、ここで引いたら男じゃない。
「…行く?」と小さく聞くと、梓は一瞬だけ躊躇してから、こくりと頷いた。
フロントで鍵を受け取り、エレベーターに乗る。
狭い空間に二人きり。香水ではない、柔らかいシャンプーの匂いが鼻をくすぐった。
「…こんなこと、初めてです」
その言葉が、さらに背徳感を煽る。
部屋に入ると、ベッドの上に無言で荷物を置いた梓が、軽く笑った。
「変な感じですね…」
カーテンの隙間から見える春吉の街並み。
外では人が歩き、車が走っているのに、この部屋の中は別世界だ。
オレは自分の手が震えているのを感じながら、彼女の肩に触れた。
生地越しに伝わる体温。
その瞬間、梓の目が少し潤んだように見えた。
「…ほんとに、いいんですか?」
低く落ち着いた声。でも、その奥には期待と不安が混ざっていた。
オレは何も言わずに、ゆっくりと距離を詰めた。
唇が触れる直前、彼女の吐息が頬にかかった。
頭の中は真っ白だった。
——このあと、何が起きるか分かっているのに、もう止まれない。
そして、オレたちはゆっくりと唇を重ねた。
彼女の柔らかい唇の感触に、下半身が一気に熱を持った。
唇を離した梓は、わずかに頬を染めて俯いた。
その姿が妙に色っぽくて、オレは自分でも信じられないほど大胆になっていた。
ブラウスのボタンに手をかけると、梓は一瞬ためらったが、自分で上から外し始めた。
下着はベージュのシンプルなブラ。派手さはないのに、形がくっきりと分かる。
その下には、間違いなく人妻の柔らかく温かい胸がある。
「…やっぱり、恥ずかしいですね」
そんな言葉とは裏腹に、彼女の手はオレのベルトに伸びてきた。
オレの呼吸が荒くなるのを見て、梓は一瞬だけ笑った。
その笑みが、もう逃げられない証拠みたいに思えた。
パンツを脱ぐと、我ながら情けないくらい硬く勃っていた。
ゴムを取り出し、震える手で装着する。
初めての相手が人妻なんて、大学の頃のオレなら信じなかっただろう。
ベッドに梓を仰向けにして、スカートをたくし上げる。
レースのショーツの奥に、うっすらと湿り気が滲んでいるのが見えた。
そっと下ろすと、恥ずかしそうに脚を閉じた梓。
でも、太ももに手を添えて広げると、抵抗はなかった。
膝をつき、位置を合わせる。
亀頭が温かく濡れた溝に触れた瞬間、梓が小さく息を呑んだ。
「…ほんとに、するんですね…」
その声は震えていたけれど、拒絶ではなかった。
ゆっくりと押し込むと、ゴム越しでも分かる柔らかい抵抗がオレを包み込んだ。
思わず腰を止めると、梓がかすかに眉を寄せる。
「…大丈夫…です」
その言葉に背中を押され、奥まで一気に突き入れた。
狭く熱い中に、オレの全てが収まる感覚。
頭の中で、旦那以外のチンポを初めて受け入れている事実が渦巻く。
背徳感と優越感が、同時に膨らんでいった。
腰をゆっくりと引くと、ゴムにまとわりつく温かい粘り気が引き延ばされる。
再び押し込むと、梓が小さく声を漏らす。
「んっ…だめ…」
でも、その足はオレの腰に絡んで離れなかった。
数分も経たないうちに、オレは我慢できなくなりそうだった。
それでも、必死にペースを落とし、梓の表情を見た。
最初は硬かった眉間が、少しずつ緩んでいく。
唇がわずかに開き、熱い息が漏れるたび、オレの興奮はさらに加速した。
やがて、彼女はベッドシーツを握りしめながら目を閉じた。
「…こんな…感じ…久しぶり…」
その一言で、オレの腰の動きは止まらなくなった。
突くたびに、シーツが軋む音と、ゴム越しの水音が重なる。
部屋の外の車の走行音が、やけに遠く聞こえる。
この密室の中では、もう梓はオレのものだった。
限界が近づき、奥まで押し込みながら息を詰める。
熱く脈打つ感覚をゴムの中に解放し、全身が一気に脱力した。
その間も、梓は静かに呼吸を整えようとしていた。
ゴムを外して処理するオレの横で、梓はスカートを直しながら俯いていた。
「…こんなこと、二度としないほうがいいですよね」
そう言いながらも、彼女の声は嬉しそうだった。
あの初めての一発から、一週間も経たないうちに、梓からメッセージが来た。
「…会えますか?」
あれだけ「もうしない方がいい」と言っていた女が、自分から誘ってきたのだ。
福岡の渡辺通り近くのホテル街。
夜のネオンが光る中、梓は前回と同じ控えめな服装で現れた。
ただ、表情はどこか期待を含んでいて、オレはその奥に確信めいたものを感じた。
部屋に入るなり、ほとんど言葉もなく抱き合った。
前回のぎこちなさは消えて、梓の腕が自然にオレの首に回る。
唇を重ねると、彼女はすぐに舌を絡めてきた。
控えめな人妻のはずが、もうキスだけで腰が落ち着かない。
服を脱がせ、ブラを外すと、柔らかい乳房があらわになる。
前回よりも乳首がすぐに硬くなっているのがわかる。
「…今日はゴム、なしにしてみたい」
オレがそう囁くと、梓は目を見開いた。
「だめ…ですよ…」と言いながら、押し返す力は弱い。
下着をずらすと、そこはもう濡れきっていた。
亀頭を押し当てると、梓は小さく震えて目を逸らした。
「…ほんとに…入れるの?」
返事をする代わりに、一気に突き入れた。
ゴム越しとは比べものにならない生の感触。
熱くて、柔らかくて、奥まで吸い込まれるようだ。
梓が声を押し殺そうとして、喉を詰まらせる。
「っ…はぁ…」
旦那以外の生チンポが奥まで入っている。その事実に、オレは背筋がゾクゾクした。
腰を動かすたび、奥で膣が脈打ってオレを締め付ける。
「だめ…ほんとに…おかしくなる…」
その言葉が余計に興奮を煽る。
バックに体勢を変え、ヒップを掴んで深く突き込む。
尻肉の揺れ方や、下から覗く結合部の生々しさに、理性が飛んだ。
窓の外から救急車のサイレンが聞こえる中、オレは容赦なく腰を打ちつけた。
「やっ…だめっ…奥…!」
叫びながらも、梓の膣は自分から締め付けてきた。
最初の射精はあっけなかった。
奥に熱を叩きつけた瞬間、梓の全身が小刻みに震えた。
膣奥に精液が広がっていく感覚に、全身が痺れる。
だが、そこで終わらなかった。
抜かずにそのまま突き続け、二度目を搾り取る。
梓は腰を逃がそうとするが、オレは尻を押さえて奥を犯し続けた。
「…やだ…もう無理…」
その声は泣きながらも甘く、完全に快楽に負けていた。
三発目、四発目と、もはや時間の感覚がなかった。
汗で肌が滑り、ベッドシーツはぐしゃぐしゃ。
外では人が普通に歩いているはずなのに、この部屋だけは淫らな熱気で満ちていた。
最後、正常位で梓の顔を見下ろすと、もう拒絶の影はなかった。
「…奥で…ちょうだい…」
その言葉と同時に、奥に深く突き入れて放った。
精液が子宮を満たす瞬間、梓は絶頂の波に飲み込まれ、背を反らせて叫んだ。
息が落ち着くまで、しばらく彼女の中にいた。
梓は汗まみれの顔でオレを見上げ、かすかに笑った。
「…こんなの…もう戻れないですね」
オレと梓はセフレ関係になって、これ以降もヤリまくった。
そしてオレは人妻を寝取ることに快感を覚えるようになって、日々人妻を即ハメすることに中毒的にのめり込んだ。