ビデオの画面に二人が入ってきた。
アナスタシアさんはいきなりベッドに押し倒される。
馬乗りになって、何発も頬を張るご主人。
小声で悲鳴を上げるアナスタシアさん何?どうしたの?ご主人は罵るように低い声で何かを言い、アナスタシアさんは小声で言い返すが、すぐに頬を張られ、髪をつかまれる。
喧嘩?ご主人はどんどん服を脱ぎ、アナスタシアさんのシャツのボタンを引きちぎり、彼女を下着姿にする。
俺が何回も嘗め回したあの白い肌が画面に映る。
不思議なもので、生で見ているときより画面を通した時の方がいやらしく見える。
いかん、くせになるかも・・。
画面はどんどん意外な方向へ進んでいく。
どこから出したのかいつのまにか買ったのか、ご主人はアナスタシアさんの両手両足をベッドの角々にくくりつけ、大の字にした。
アナスタシアさんは、上を向いて黙ったままだ。
え・・SM?ロシアで毎日やっていたのはこれ?ご主人はズボンのベルトを次々とアナスタシアさんの体に打ちつけ始めた。
思いっきりだ。
ビ・・・ビール瓶?あ、、アナスタシアさんのパンツが包丁(!!)で破られる・・。
電動バイブ?いつ買ったの?持ってきたの?ちょっと・・でかすぎないか?声が大きくなり首を振り「закончить!!」と叫び始めた。
ご主人は、タオルをアナスタシアさんの口に巻き、バイブをゆっくり出し入れし始めた。
右手でバイブ、左手で時々ベルトを振り下ろす。
以外に器用だ。
というか、何かクラシカルなSMだなあ・・。
俺は呆然としてがそんなことを考えていた。
ご主人がなにやら台所でガサゴソ音を立ててる。
しっかしこのビデオのマイクは優秀だなあ・・。
火を使ってるのが良くわかると、画面にご主人登場。
ほ・・・包丁?熱したの?アナスタシアさんはくぐもってた声で何かうめいてる。
両手両足をバタバタさせている。
なんかやばいぞこれ・。
ご主人は笑いながら、包丁を近づけたり遠ざけたり、先を少し肌につけて悲鳴を上げさせたりしていた。
俺にはアナスタシアさんが喜んでいるのか嫌がっているのか分からなかった。
ご主人は包丁でブラを破いて、胸を乱暴にこねくり回し、膝立ちでアナスタシアさんの口に自分のを押し込んで、金髪を掴んで顔を強引に動かした。
うめき声が聞こえる。
大の字にしたまま上からのしかかり、ひとしきり腰をふったあと、ご主人はアナスタシアさんのお尻をさんを蹴り、四つんばいにさせ、画面から消え、自分のものにサラダオイルを・・・?サラダオイル?あ・・・違うところにいれてる・・・・。
アナスタシアさんはタオルを口に巻かれ、くぐもった声でうめきっぱなし。
ガンガン腰を振るご主人・・・・。
そうなのか・・。
俺には正直、アナスタシアさんが喜んでいるようには見えなかったが、何しろ毎日やっていたらしいし、出来なくなって不満を漏らすほどなのだから、きっと好きなのだろう。
俺、、そういう趣味ないよ・・。
この前のパーティーがきっかけで、アナスタシアさんは急にシステム開発から海外営業の研修へと異動になったようだ。ロシアに帰国した後は、俺たちが提携している会社への就職も視野に入れているらしい。クリスマスも過ぎてしまい、あれ以来アナスタシアさんと二人きりで会うことができず、29日の仕事納めを迎えた。
俺もアナスタシアさんも、正月にはロシアに帰ると思っていた。というか、会社ももう少し早めに帰してあげればいいのにと思っていたところだ。机の整理をしていると、携帯が鳴った。見慣れない番号だったので少し不安になりつつも出てみると、なんとアナスタシアさんからだった。
会社の近くの喫茶店で待ち合わせをすることになった。正直、会社の人たちに見られても、もう怪しまれることはないだろう。アナスタシアさんは、いろんな人とお茶やご飯に行っているのを俺も見ているので、少し冷静さを保ちながらも、心はやっぱりドキドキしていた。
髪をショートにしたアナスタシアさんは、まるでエッチな秘書のような雰囲気になっていた。俺は「お正月はいつ帰るの?」と聞いてみると、彼女は「帰らない」と答えた。え?なんで?と驚いて尋ねると、アナスタシアさんは少し黙って、「ご主人とうまくいっていない」と漏らした。
性生活では趣向がぴったり合っているのに、どうしてなんだろう。すると、突然アナスタシアさんが俺を責め始めた。「システムから離れたら冷たい。電話もしてくれない」と。旦那が来たから怒ったのか?それは意外だった。彼女は目に涙を浮かべながら、「忘れましたか?」と言ってきた。
その瞬間、俺は一気に心が沈んだ。もともと強がっていただけだったのかもしれない。
退社後、俺は電話をかけまくって旅館を探したんだ。年末のこの時期に見つかるわけないけど、必死になって探したよ。結局、31日から1日、2日、3日と三泊四日の予約が取れた。行き先は沖縄の離島だ。
アナスタシアを誘ったら、彼女はすごく喜んでくれた。物事はどんどん進んでいく。いざ到着してみると、意外に寒くて、彼女がせっかく持ってきた水着は使えそうになかった。何もない場所だけど、やっぱり俺たちの住んでるところよりは格段に暖かくて、日差しも気持ちよかった。
着いた夜、俺は久しぶりにアナスタシアの体に触れることができた。
約1ヵ月半、自分で慰め続けた俺は、ベッドに座ってキスをしながら、細い指でゆっくりしごかれるだけで、不覚にも暴発してしまった。
アナスタシアさんは笑って。
そういうところがすきです、といって深々と俺のものを咥え込んだ。
SなんですかMなんですかはっきりしてください・・・。
俺が自分でゴムをつけようとすると、彼女は止めた。
あ、、そうか口でつけてくれるんだ・・と思うと、彼女はおれのを握ったまま、ゆっくり両手を俺の方に回して、白い脚で俺の腰をひきよせ、アナスタシアさんの入るところに誘導した。
いや、もう素人童貞じゃないし大丈夫です、、ア、、生?俺が一瞬動きを止めたが、アナスタシアさんはぐっと俺の腰をはさんでひきよせ、自然にそのままINした。
き・・・・きもちいい・・・・。
俺は生で入れるのは正真正銘生まれて初めてだった。
これは気持ちいい、ゴムと全然違うじゃん。
俺の括れがあったかく包まれ、アナスタシアさんの中もなにやら絡みつくヒダヒダが、、あ、、、あ、、、。
下から激しく腰を動かすアナスタシアさん。
俺はすぐ限界に達して抜こうとした。
でも、アナスタシアさんの両脚は俺の腰を捕まえてはなさない。
あ、、だめ。
もう・・・俺はアナスタシアさんの中に発射した。
キスをしてくるアナスタシアさん・・。
離島ででの3泊4日、俺はアナスタシアさんの中に出し続けた。
ビキニを部屋で着たアナスタシアさんをそのまま押し倒して、あんあん喘がせて種付けプレスで中出し。
レンタカーで夕景を見たら、そのまま2時間カーセックスで中出し。
俺の部屋に連れ込んだら、立ちバックや騎乗位で中出し。
会社内の会議室に連れ込んだら、パンパンの尻からパンツだけ脱がせて立ちバックで中出し。
もう全部中出し。
帰ってからも俺はアナスタシアさんに会えるときは必ず会い、中に出し続けた。
当然彼女は妊娠、ご主人は激怒、1ヶ月に渡る争いで、会社が慰謝料を半分払うことにして、監督責任を逃れた。
俺は当然退社だ。
さて、今俺とアナスタシアさんは結婚して東京にいる。
ヴィカちゃんも引き取り、生まれたばかりの俺とアナスタシアさんの子供ももうすぐ歩けるようになる。
彼女の母親が時々やってきて、子供の世話をしてくれるので、アナスタシアさんも働くことが出来る。
そう、彼女は海外営業の研修中、東京でのコネをつくって、ロシアとの専門商社に就職したのだ。
俺と結婚することで、日本人として大きな顔でどこの会社でも勤めることが出来たのだ。
俺はと言えば、アナスタシアさんとの研修中必死で勉強したかいもあって、やはりロシアとの貿易の会社に再就職することが出来た。
ロシア語もそこそこできるシステム担当は貴重らしい。
とりあえず幸せなのかどうかわからないが、俺にはあのベルトで打たれてうめいている姿が忘れられない。
今度一度SMホテルに行こうと思っている。
あ、もちろんセックスは毎日してるよ。
最近さすがに疲れては来たけど。