木曜日の夜11時、オレは自宅のワンルームマンションのベッドに、大股を広げて座っていた。
脚の間からは、後ろに大きく開いた黒のカシュクールのドレスが見え、その真っ白な背中が上下にゆっくり動いているのが確認できる。そう、オレが愛してやまないロシアからの人妻研修生、アナスタシアの背中だ。
オレの勤務先の支社では、この不景気にもかかわらず業績が好調で、特許申請が二期連続で支社間トップだったお祝いとして、本社から取締役が出張してきた。その取締役は、かつてこの支社の支社長を務めていた人物で、ロシアとのビジネスにも深く関わっている。パーティーの場にはアナスタシアをはじめとするロシア人研修生が「準主賓」として招かれ、取締役の機嫌を取ることが期待されていたのは当然と言えるだろう。
「フォーマルな格好で来るように」との指示があり、女子社員たちは結婚式のようなドレスでパーティーに参加させられた。
衣装のレンタル費用は「会社持ち」で、今の支社長の上昇志向が垣間見える。さておき、パーティー会場でひときわ目立っていたのは、当然ながらアナスタシアだった。
なんと自前らしい黒のドレスを身にまとい、前は深いVネックが入り、その爆乳が強調されていた。後ろは大きく開いていて、美しい背中が鑑賞できるのは眼福そのものだった。通常、こんな格好は女子社員に引かれるものだが、アナスタシアのような金髪の外国人はそんな対象にならないらしく、「きれい」「かっこいい」といった声が他部門の女性たちから上がっていた。むしろ男性たちは、「あれってシステムの研修生だろ?マジかよ」「会社で見かけたときからいいなと思ってたけど、あの格好エロすぎ」「ロシア語勉強して昼飯に誘おうと思ってる」といった会話をしながら、勇気のある数人を除いて遠巻きに眺めるだけだった。取締役もお気に入りらしく、片言のロシア語で話しかけていたが、さすがに若くして出世した男。理性を保ちながらも、韓国イルカやホーキングと区別することなく談笑していた。
その夜のパーティーは華やかで、会場はまさに社交の場と化していた。各テーブルには豪華な料理が並び、シャンパンが注がれたグラスが行き交っていた。そんな中、オレの視線は再びアナスタシアに引き寄せられる。
彼女のドレスは、まさに完璧な誘惑。アナスタシアは社交辞令を交わしながらも、その美しい背中と艶やかな曲線を惜しげもなく披露していた。周囲の目線が集まる中、彼女はまるでその視線を楽しんでいるかのように、さらりとした動作で振る舞っていた。
他のロシア人研修生たちも、その華麗な衣装と立ち振る舞いで注目を集めていたが、アナスタシアの存在感は別格だった。彼女の周りには、まるで磁石に引き寄せられるように男性たちが集まっていた。しばしば彼女の前で立ち止まり、視線を送り、時には口説き文句を囁く姿が見られた。しかし、アナスタシアはそんな彼らに対しても、自然体でありながらもどこか冷ややかな笑みを浮かべていた。
パーティーが進むにつれて、取締役もアナスタシアに対する興味を隠さず、時折片言のロシア語で声をかけていた。そのやりとりを見ていると、彼の目には明らかにアナスタシアに対する特別な感情が映っているようだった。しかし、さすがに彼はプロフェッショナルであり、業務の話題に引き戻されると、さりげなくアナスタシアとの会話を中断していった。
それでも、アナスタシアがパーティーの中心にいることは明白で、彼女の存在が会場の雰囲気を一層盛り上げていた。オレもまた、彼女のそばに立ち止まり、その艶やかな姿に見とれながら、ほんのり興奮を覚えていた。
俺は支社でも下っ端の方だから、普段あまり接することのない同期や他部所の後輩たちと雑用をこなしていた。しかし、「どうだ、美人だろ?この美人に口でしてもらったりバックでぶちこんだり、胸ではさんでもらったりしてるんだ!いいだろー!」と、心の中で優越感を抱きながら楽しそうに話すアナスタシアには近づかず、ちらちらとその姿を見ていた。
そんな俺と目が合うと、アナスタシアは口元だけで優しく笑い返してくれた。パーティーの終盤、アナスタシアはようやくオレの元へと近づいてきて、「あなたも、楽しそうで嬉しかったです」と言ってきた。
その言葉に、オレは思わず頷き、彼女の魅力にさらに引き込まれていった。
パーティーは9時に終了したが、誰もアナスタシアさんを2次会に誘おうとする者はいなかった。取締役や支社長はホーキンズを連れて2次会に向かい、韓国イルカはデザイン部の人間と居酒屋に流れたらしい。クールな人間が多いシステム部門のメンバーは自然にばらけていった。オレもタクシーを拾って何人かで市内まで戻ろうかとした時、非通知の電話が携帯にかかってきた。出てみると、なんとアナスタシアからの連絡だった。
「忘れ物したからホテルに戻ってくる」と他の人に言い、何人かの勇気ある奴らの2次会の誘いを断ってから、アナスタシアが待っているホテルから少し離れたコンビニに急いだ。
「惚れられた?ちょっとやばい?」
ニヤニヤしながらアナスタシアと一緒にタクシーに乗り、オレのマンションに向かった。鼻息を荒くして部屋に入ろうとしたところ、アナスタシアが「火曜日に納車されたばかりの中古車を見たい」と言い、マンションの駐車場に行くと「ドライブしたい」と言い、さらに「明日からの4日間に必要なものを買いに行きたい」と言った。
大量の高級和牛、豚肉、ステーキ肉、気に入ったポンジュース、子供の服、牛乳、ミルク、刺身、じゃがいも、サワークリーム、トマトピューレ、小麦粉、イクラ、ヨーグルト、子供のぬいぐるみなど、様々な品をショッピングモールで購入した。アナスタシアは払うそぶりを見せたが、オレはもちろん支払いを引き受けた。その時、オレの中で「金づる?・・・」との疑惑が少し浮かび、先週の日曜日に部屋を貸すことを同意した計画を実行しようと決意した。
子供のお土産に買った大きなぬいぐるみを抱えつつ、量販店で安価なデジタルビデオを購入し、再びオレのマンションに向かった。帰りの車中で、「デジタルビデオは週末に使いたいけど、ご主人とお子さんが帰るときにはお土産として持って行ってください」と伝えると、アナスタシアは「スバシーボ、アリガトウ」と繰り返していた。
食材を冷蔵庫にしまい(パンパンなのは分かってるけど)、紳士的に(というか、いつもの弱気な感じで)「寮まで送りますよ」と言うと、アナスタシアが抱きついてきて「Спасибо!(ありがとう!)トテモヤサシイデスネ」と言った。さらに店員さんのように「シトビーハチーチェ?」とおどけた口調で俺に尋ねた。
正直に言うと、俺のロシア語会話能力が驚異的に上昇していることを実感していた。もしかして語学の天才か?理系に行くべきじゃなかったのかも、と思ったほどだ。
アナスタシアの小さくて彫りの深い顔、パーティーのドレスから覗く白く豊かな胸、耳のピアスに目を奪われるうちに、俺の興奮はどんどん高まっていった。
「Это、プラーチェ・・。・・ムネービーザー・・。ええと・・。そのまま・・着たまま・・イズイーク?・・・」
アナスタシアはじっと考えた後、にっこりと笑って頷き、俺をベッドに座らせると、脚の間に入って俺のスーツのベルトを外し、ズボンを下ろしてトランクスも脱がせた。俺のものが飛び出すと、アナスタシアは優しく握りながら舌を出し、「イズイークはコレ。マチガエタ?・・・съесть・・タベル・・」と言うと、唇を優しく包み込み、「イズイーク」を先端に擦り付けてきた。
会うたびに感じる快感が増すのは、アナスタシアの俺への愛情がますます深まっているからなのか?それとも、彼女がテクニックを少しずつ披露しているからなのか?
俺が一番好きなシチュエーションは、仕事のスーツではないものの、パーティー用に濃いメイクとドレスでのフェラだ。それは格段に興奮する。アナスタシアと二人きりで会ったときには、いつもカジュアルな格好だったから、今日の彼女はとても色っぽく見える。
耳のピアスが揺れながら、時折俺を見上げるアナスタシア。ドレスの胸元を大胆に見せつけ、長めの舌で俺の根元から先端まで舐めあげる。その姿に俺はうめきながら、手を伸ばしてドレスの上から胸を思い切り揉む。アナスタシアは声を上げずに、整えられた眉をひそめる。
明日から夫と子供と過ごす部屋なのに、大丈夫かなこの人・・・なんて理性的な考えも、後半の新技の前にはすぐに消し去られた。
俺のを全部飲み込み、舌を伸ばして俺の二つの球を舐めまわす。
この前まで素人童貞だった俺は気持ちよさにお尻を浮かせて「っひ・・・ひょ・・」と変な声を出すだけだ。
おまけにいつもよりアナスタシアさんのよだれが妙に多く、口の中でのあたたかさ、唇が括れの部分を通過するときの滑らかさが格段に違う。
俺は5分ほどで限界を感じ、肩を叩いて首を振っては顔に手を置いて遠ざけようとするも、アナスタシアさんは舌を伸ばして俺の出口にあて、よだれでびちゃびちゃになった俺のをゆっくり指でさすり上げた。
びりっと腰にしびれを感じたオレは、オスの咆哮を上げた。
びゅるびゅると吹き出したオレの子種が、アナスタシアさんのへろんと伸ばした舌に当たり、口の中や唇、鼻に散らばるのが見えた。
一発目の塊を舌で受け止めると、あむっと唇で亀頭を覆い隠して全部飲み干してくれた。
放出が終わり、口の端からこぼれている精子を舌なめずりして大事そうに呑むアナスタシア。
オレは興奮がおさまらず、射精直後だというのにびんびんだった。
そのままベッドに上がり、ドレスを脱がせるやグラマースタイル過ぎて地味な下着も剥ぎ取って床に放り投げて、お口で装着してもらった後、両足首をつかんで真上からまんぐり返しでぶちこんだ。
もう俺にとってはお馴染みの、アナスタシアさんが入ってくるときの小さな悲鳴がたまらない。
当然ながら、1回目より2回目、2回目より今日のほうが激しいアナスタシアさんの腰のくねらせ方に、オレはペース配分を考える思考力すら奪われて腰を振り立てて、あえなく発射した。
さらにこの堪らない体を味わおうとしたが、今日はどうしても済ませなければならないことがあった。
不思議そうな顔をするアナスタシアさんに、「部屋の掃除をしないと、ご主人や子供に悪いからね」と言って、服を着せて寮に送り返した。悪いって言われてもなぁ……。人の奥さんの体を食い尽くしておいて、よくそんなことが言えるなって感じだが。
アナスタシアさんが帰った後、もちろん掃除もした。エロ本やら飲みかけのペットボトルやらスピリッツなど、捨てられるものは分別も無視して黒いゴミ袋に放り込み、車に積み込んだ。そして、買ったばかりのデジタルビデオを取り出し、大学時代に「家電王」と自称していた知識を駆使して、計画を立てた。