最初に声をかけたのは、たまたま入った郡山市の駅前の居酒屋だった。
あの夜はたしか、地元の仲間と飲む予定だったのがドタキャンされて、なんとなくカウンターのある小さな店に入った。
カウンターの斜め奥にいたのが、あいつ――奈緒美さん。
最初は、ただの地元のキレイな人ってくらいの印象だった。
でも、しゃべってみたら想像以上にエロかった。
「え、ひとり?珍しいね、男の人で」
「そっちもじゃん。ひとり飲み?」
「うん。たまにはね。……旦那がさ、全然帰ってこなくて」
「へぇ……そりゃ、かわいそうだな」
「かわいそうでしょ~? 誰か慰めてくれないかなって思って、来てみたの」
冗談めかして言うくせに、目だけが本気だった。
年は42って言ってた。見えない。スーツの下はむっちり系で、特に尻がヤバかった。看護師やってるって言ってたから、職場ではきっと真面目にしてるんだろうけど、笑うたびに谷間が揺れてた。
酒が進むにつれて、会話も下ネタに近づいていく。
「でもさ、正直な話……ずっとしてないと、なんか、ムズムズしない?」
「……する。マジでわかる。俺、寸止めばっかしてるから逆に変態みたいになってきた」
「寸止め?なにそれ、拷問?」
「いや、焦らし。イカせる寸前でやめる。女の子が“お願い…”って言うくらいまで」
言った瞬間、奈緒美さんがクスクス笑いながら頬を赤く染めた。
「やば、あんたエグいわ……」
その反応で、イケると思った。
もうひと押しすれば、絶対に。
「このへん、ホテルある?」
「……知らないわけないでしょ」
店を出て5分。郡山駅西口からちょっと外れたビジホ風のラブホ。
手を繋いだら、それを振りほどかずに握り返してきた。
俺の心の中じゃもう、完全にセックスの構図が出来上がってた。
あとは、実際に身体で覚えさせるだけ。
部屋に入ると、奈緒美さんは軽くシャワーを浴びて出てきた。
濡れた髪と、ゆるく羽織ったバスローブから覗く太もも。
ベッドの端に腰かけて、ちょっと恥ずかしそうにこっちを見てる。
「……そんな見ないでよ。おばさんなんだから」
「誰が? その尻、犯罪級だけど」
「ほんっと下品。最低」
口ではそう言いながら、バスローブの前を少しだけはだけさせてくる。
その奥には、黒レースのブラ。明らかに狙ってきてる。
キスをした瞬間、舌を自分から絡めてきた。
触れると「あっ……」と細く喘ぐ。
その声を聞いて、もうチンコが暴れ始めた。
「下、見せて。……どれだけ濡れてるか」
「……自分で見れば?」
足を開いて、俺の目の前でパンティをずらす。
ツルッとした恥丘の真ん中から、愛液がトロッと垂れてた。
匂いも甘くて生々しい。
ゆっくり舌を這わせると、「あっ…やっ……」って背中を反らせてくる。
そのたびに俺のチンポがズキンと跳ねる。
クリを舐めながら指を入れると、「ひゃっ……そこだめ……イッちゃう…っ」って、目を潤ませながら叫び始めた。
「まだ入れてないのに、イキそうとか……バカみたいに感じるんだな」
「ちがっ……こんな、久しぶりで……っ」
ゆっくりとゴムをつけ、正常位で押し込む。
ぬるっ……と包み込まれた瞬間、吐息がこぼれた。
「っはあああっ……っやば……っ」
「腰、動かすぞ。掴まれ」
太ももを持って、ぐいっと開かせて、ガンガン突き上げる。
そのたびに「やっ、やば……そこっ……!バカッ!」って、顔を真っ赤にしてシーツをぐちゃぐちゃに握る。
最初はよそよそしかった口調も、今では完全にタメ口で乱れてる。
胸を揉み、乳首を舐め、焦らしながらピストンを弱めたり強めたり。
寸止めを2回繰り返したら、「お願い、お願いっ……イカせてぇっ!」って懇願するように俺の耳元で叫んだ。
それを聞いてから、俺はようやくフィニッシュまで腰を打ち込んだ。
中出しはまだだけど、この反応を見た瞬間に確信した。
この女は、俺のチンポで堕ちる。
ホテルの照明の下、ぐちゅぐちゅと濡れる音と、汗ばむ肌の匂いに包まれながら、奈緒美さんはもう――妻でも看護師でもなく、ただのメスになりかけていた。
そして、次の展開が自然に見えてきた。
次は……もっと奥で、深く、壊してやる。
一回ヤッたくらいで終わるつもりだった。正直、最初はただの暇つぶし。
でも――数日後、奈緒美さんのほうから連絡が来た。
「この前は、楽しかったです。……いろいろ」
それだけのLINEが、やけにエロく感じたのは俺だけじゃないと思う。
時間は22時すぎ。完全に「誘ってきてる」時間帯。
「いま、暇?」って送ったら、「ちょうど夜勤明け」って返ってきた。
じゃあちょっと飯でも……とだけ送ると、すぐに「いいよ♡」のスタンプ。
あのときの反応、身体に残ってるんだろうな。
むしろ、俺のほうがまだ欲求不満で焦らされてた。
待ち合わせたのは、福島市の方にある、ちょっとだけ洒落たバル。
看護師らしく、シンプルなパンツスーツだったけど、太もものラインが相変わらずエロかった。
「夜勤って、疲れる?」
「うーん、まあまあ。でもね……終わったあとって、逆に……ね」
「興奮する?」
「そう。わかる?」
目が潤んでた。明らかに前回とは違う空気。
俺たちは駅から少し離れた東口の裏手にあるホテルへと歩いた。
そこは、学生時代に一度だけ使ったことのあるような、古びた外観のラブホテル。
でも、個人的にはこういう“しけた”空気の方が興奮する。
部屋に入ると、奈緒美さんが小さく言った。
「ね、ちょっとだけ待ってて。……夫から、連絡あるかも」
そう言ってスマホを持ったまま、部屋の隅で何かを操作し始める。
LINEビデオ通話だった。
声は聞こえないが、画面には“夫”らしき男の顔がチラついた。
「あ、ごめんね。今ね、同僚と遅くまでごはん食べてて」
「……うん、元気元気。そっちは?」
2~3分の通話。
俺はソファに座りながら、奈緒美の背中越しに、スカートから覗くパンティラインを眺めていた。
こんなことしてる最中に、夫と通話。
普通は背徳感で罪悪感に潰される。
でもあの時の奈緒美は――違った。
通話を終えると、スマホを投げるようにベッドに置いて、俺の膝の上に座ってきた。
「……あー、スッキリした。じゃ、始めよっか?」
「マジでえぐい女だな」
「どっちが?」
キスをしながら押し倒す。
前回は軽く舐めただけだった。今回はちゃんと、時間をかけて壊す。
彼女をシャワーへと誘導し、交互に洗い合う。
濡れた肌、太もも、尻、背中。全部が柔らかくて濃厚な匂いを持っていた。
シャワーを終えてベッドに戻ると、俺はすぐに奈緒美を仰向けにし、ゆっくりと脚を開かせた。
もうパンティすら穿いてない状態で、濡れた足の間からぷっくりと腫れたクリが顔を出してる。
「見て、自分。もう、ぐちょぐちょ」
「……うそ」
「じゃ、触ってみろよ」
指で撫でさせたあと、舌を這わせる。
「んっ……やっ、やだ……やば……っ」
ビクッと全身が震えた。
前よりも格段に反応がいい。舌でクリを押し当てると、太ももをガクガク震わせて「はぁっ、はっ、待って……イっちゃう……!」と叫んでくる。
寸止めでやめる。舌を離して、顔を上げると、彼女は荒い息をしながら俺を睨んできた。
「……ずるい」
「何が?」
「最後までさせて……お願い」
もう、完全に俺の術中。
俺はゴムをポケットから取り出し、ゆっくりとつけた。
そして奈緒美をベッドの端に立たせ、背中をそっと押した。
「手、ついて」
「え?」
「いいから。ほら」
四つん這いになるように腰を突き出させ、尻肉を両手で割る。
すでに滴り落ちてる。ベッドカバーに愛液が染みてた。
「えろ……まじで。ケツ、肉厚すぎる」
「見ないでぇ……」
バックから押し込んだ瞬間、
「んぐぅぅぅぅっっ!」と、獣みたいな声を上げて震えた。
「声、我慢しろ。壁薄いぞ」
「ムリぃ……奥ぅ……あたって……っ」
腰をガンガンと打ち込む。叩きつけるように突くと、尻が波打って、くぱくぱと中が咥えこむのが丸見えだった。
「自分から動いてんじゃん」
「ちがっ……ちが……うぅっ!」
奈緒美の声は次第に泣きそうになり、でも腰は止まらない。
自分から奥を求めて、突き上げに合わせて押し返してくる。
乳房を片手で握りつぶしながら、もう片手で髪を掴んで引き上げる。
「どうする? 外か、中か選ばせてやるよ」
「……っ、中が……いい……」
「聞こえねぇ」
「中で出してぇっ!ほしいのっ……!」
その言葉でフィニッシュまで一気に持っていった。
「じゃあ、好きなだけ、子宮にぶち込んでやる……っ!」
ドクドクッ……と何度も脈打って、中に注ぎ込む。
奈緒美は前のめりに崩れ落ち、両手でベッドをぐしゃぐしゃに掴みながら、全身を震わせていた。
「……イッた……っ、また……っ……イッちゃった……」
しばらく無言。ベッドの上で抱き合うように横になった。
そのあと、シャワーも浴びずに、2回目を始めた。
そう、ゴムなしで。
あの日から、奈緒美さんとのやり取りはさらに密になった。
会うのは月に2回、決まって夜勤明けか夫が県外出張で家を空けるタイミング。
もう「飲み行く?」なんて建前すらいらなかった。
ある日の昼、LINEに一言だけ来た。
「今日、例のとこ空いてるかな?」
俺はそれを見て、即座に返す。
「15時に、あのホテルの裏。車で待ってる」
そのやり取りのテンポ感だけで、俺たちの関係がどうなってるかは明白だった。
福島県郊外、伊達市のとある温泉地の外れにある小さなラブホ。
観光地エリアから外れてるせいか、人目が少なく、奈緒美さんのお気に入りになっていた。
車を停めて待っていると、スーツ姿の彼女が少し息を切らして走ってきた。
「ごめん、バス遅れてさ」
「いや、全然。……てか、なんか、今日は雰囲気違くね?」
「うん……ちょっと、言いたいことがある」
ホテルの部屋に入っても、彼女は珍しく落ち着いていた。
座るなり、ぽつりと呟く。
「この前、夫と…寝ようとしたの」
「……え?」
「でも、無理だった」
視線は合わせてこない。
「もうね、思い出しちゃうんだよ。声も、匂いも、触り方も、全部」
「……」
「アイツじゃ、何も感じなくて。笑っちゃうよね……」
笑いながら目が潤んでいた。
「バカみたいに、あんたのこと思い出して、勝手に濡れて、悔しいのに、止められないの」
ゆっくりと寄ってきた。スカートを自分でまくり、俺の前に立って、脚を開く。
下着のラインはすでに透けていた。
俺が何か言う前に、彼女がぽつりと言った。
「……もう、中で、いいよ」
返事をせずに立ち上がり、彼女の身体を抱きしめた。
シャワーなんてもう必要なかった。
押し倒して唇を重ね、手で感じた肌の熱が、そのまま答えだった。
時間をかけて前戯をしながら、あえてじらし続けた。
腰が浮き上がるほど感じているのに、絶対に最後まではさせない。
いつもの“寸止め”を繰り返すたび、奈緒美さんの瞳は潤んで、言葉が途切れる。
「お願い……もう……中で出して……」
「本当にいいのか?」
「うん……もうできてもいい…あなたのが欲しい…」
そのまま、彼女をうつ伏せにさせて、ベッドの端に手をつかせる。
背中に覆いかぶさるようにして、俺はフル勃起したチンポを手にとって、ゆっくりと彼女の中に生で挿入した。
「っ……」
呼吸が震え、背中が小さく波打つ。
声は出さない。だけど、内側がすべてを語っていた。
動くたびに、彼女は腰を引き寄せ、こちらを受け止めるように押し返してくる。
「もっと……っ」
「これでどうだ」
パンッ! パンッ! パンッ!
「うっ、ああああああ! ああ! いい、これ! ああ、もっと犯して!」
一気に深く打ち込むと、奈緒美はまんこの快感で絶叫した。
そこからはもう交わす言葉はもうなく、男女の交尾に没頭した。
お互いが、お互いだけを求める時間。
そして、限界が来た。
俺はそのまま、深く一度突き上げて、ふっと力を抜いた瞬間、射精が始まった。
「あっ…来てる、ああ…熱い、元気で、イク…イクッ!」
そのまま数分、言葉も交わさずベッドに沈んでいた。
ぬくもりと、汗と、残った熱だけが肌にまとわりついていた。
やがて彼女が、ぽつりとつぶやく。
「……最近さ、あたし、どっちが本当の自分なのか、わかんなくなる」
「は?」
「仕事してるときは“看護師”で、家では“嫁”で。で……ここにいるときは、“女”なんだよね」
小さく笑う横顔は、妙に穏やかだった。
「こっちの私のほうが、なんか自然なの。皮肉だけどさ」
それからの奈緒美さんは、自分からホテルの提案をするようになった。
家庭では“普通の妻”を演じながら、週末の昼間には俺の腕の中でだけ、本当の顔を見せてくる。
身体だけじゃなく、心までこっちに傾いてるのがわかる。
“セフレ”なんて言葉じゃ足りない。
もっとドロドロで、もっと都合がよくて、もっと深く堕ちてる。