盛岡駅前の夜は、仕事帰りのスーツ姿や学生でごった返して、焼き鳥の匂いと居酒屋のざわめきが混ざり合っていた。俺はその人混みをすり抜けながら、正直「普通の夜になるだろう」と思っていた。けれどその夜は、人生でも忘れられない背徳の始まりになった。
俺は26歳、独身。昔はデブで、太ってることで笑われることもあった。でも大学に入ってから必死に減量して、いまは普通に細身で、少しは女からも声をかけられるようになった。復活した元デブとして「絶対に見返す」って気持ちが常にある。営業職で、県内の会社や病院を回るのが仕事。毎日スーツに革靴で、数字を追いかけるのは正直キツいけど、外回りで培った図々しさだけは役立ってる。
同じマンションに住んでる人妻、真理子さんと初めてまともに話したのは、エレベーターで一緒になったときだった。
彼女は34歳でまだ子どもはいない。歯科衛生士をしているらしい。
制服姿で出勤しているのを見かけたことがあって、そのピタッとしたパンツから突き出たケツが頭から離れなかった。グラマラスで、特にデカ尻が凶悪。乳もDカップはあるんじゃないかってくらいで、職場じゃ白衣に隠れてても、男たちが性欲むき出しで見ていることは想像に難くない。
「こんばんは、営業さん」
「こんばんは。遅かったんですね」
「うん、残業で。……あ、今度一緒に飲みません? 同じマンションのよしみで」
意外な一言に心臓が跳ねた。俺はすぐに「いいですね」と返事をした。
その週末、駅前の居酒屋で飲むことになった。彼女は仕事終わりらしく、シンプルなカーディガンにスキニーパンツ。大人っぽいのに、肉感が隠しきれていない。グラスを重ねるごとに、俺への態度も柔らかくなっていく。
「旦那さんは?」
「……あの人は仕事ばっかり。家ではほとんど話さない」
「ふーん……」
「ねえ、こんなこと言ったら引くかもだけど……私、寂しいんだよね」
正直、その言葉を聞いたとき、下半身が一気に反応した。俺の中で「この人妻は抱ける」と確信に変わった。
二軒目は薄暗いバーに入った。カウンター席で並んで座り、真理子さんがグラスを傾ける。指先がわざとらしく俺の腕に触れてくる。
「……営業さんって、彼女いないの?」
「いないですよ。……真理子さんみたいな人が彼女だったらいいのにな」
「なにそれ……」
彼女は笑いながらも、視線を逸らさなかった。
バーを出て、マンションへ向かう帰り道。夜風が冷たく、少し酔った彼女が腕を組んできた。
「ねえ、このまま帰るの……?」
「どうします? どっか寄ります?」
「……うん」
言葉は短い。でも、それで十分だった。駅から少し離れた場所にあるラブホテル街へ足を向けた。岩手県でも出張客やカップルがよく使う場所で、俺も営業帰りに何度か見かけていた。赤いネオンがチカチカ光っていて、背徳感を煽る。
部屋に入ると、彼女はバッグをソファに置き、ふっと息をついた。
「……ほんとに来ちゃったね」
「嫌ですか」
「……違う。ダメなのに、ドキドキしてる」
そう言った瞬間、俺は我慢できずに唇を奪った。甘い酒の匂い、唇の柔らかさ。舌を絡めると、彼女の体が小さく震えた。
「……んっ……やだ……」
「ほんとに嫌?」
「……違う……でも……」
カーディガンを脱がせ、シャワーを浴びようと誘った。浴室で一緒に湯気に包まれながら、俺は彼女の腰を抱き寄せる。ぬるっとした石鹸の感触、滴る水滴。背中から手を滑らせ、デカ尻を鷲掴みにした瞬間、彼女が声を上げた。
「やっ……そこ……」
「ここ好きでしょ」
「ちがっ……でも……んっ……」
シャワーを終えてベッドに倒れ込むと、彼女はもう顔を真っ赤にしていた。俺は指で濡れた部分をゆっくりかき回す。ぐちゅ、ぐちゅ、と音が広がり、彼女はシーツを掴んで腰を浮かせた。
「だめ……そんなの……!」
「ほら、声抑えなくていい」
「やぁっ……! あぁぁ……」
指先でクリを弾くと、びくびくと全身が跳ねる。愛液が溢れ出て、俺の指がぬるぬるに濡れた。正直、ここまで素直に反応されると興奮しかなかった。
俺はコンドームを取り出し、彼女の目の前で装着した。
「本当にするの……?」
「もう戻れないでしょ」
「……うん」
正常位でゆっくり押し込むと、ぬるっと奥まで沈んでいく。彼女は目を大きく開き、声を噛み殺した。
「んっ……あっ……!」
「締まる……真理子さん、すげぇ……」
「やっ……そんなこと言わないでぇ……」
俺は腰を動かす。ぐちゅ、ぐちゅ、と卑猥な音が部屋に響く。彼女は背徳感に顔を歪めながらも、爪を俺の背中に立ててきた。
「だめ……こんなの……旦那に悪いのに……」
「でも、もう俺のチンポなしじゃ無理だろ」
「……やぁっ……ちが……でも……気持ちいいの……!」
その声で俺の理性は完全に飛んだ。背徳と興奮、そして優越感。
俺はさらに腰を突き上げ、彼女の嬌声をベッドに響かせた。
真理子の中に何度も突き上げたあと、俺は限界を迎えて彼女の奥で果てた。コンドームの中に精液が溜まり、脈打つ感覚に息が荒くなる。だが、まだ終わる気はなかった。俺は「復活した元デブ」だ。昔バカにされた記憶を燃料に、今は連続発射で女をイカせ倒すことしか頭にない。
「……はぁ、すご……」
真理子はシーツに沈み、汗で頬を赤く染めていた。
俺はそのまま覆いかぶさり、耳元で低く囁いた。
「まだ終わりじゃない。もう一回いくよ」
「えっ……? ちょっと待って、私もう……」
返事なんか聞かず、ゴムを外して新しいのを装着した。ギンギンのままのチンポを彼女の入り口に押し当てる。まだ中はぐちゅぐちゅで、ぬるっとすぐに入った。
「んあぁっ……! うそ……こんなすぐに……!」
「ほら、感じてる顔、もっと見せろ」
「やだ……でも、あぁっ……気持ちいい……」
シーツを握り、真理子は必死に声を押し殺そうとする。でも奥を突くたびに「くっ、んあっ」とかすかな悲鳴が漏れる。その顔を見るたび、俺の内心は狂ったように燃え上がった。――もっと鳴かせたい、旦那なんかじゃ絶対できない声を引き出してやる。
腰を突き上げながら、ふと思い出す。盛岡駅前の雑踏。人混みの中で、俺たちはただの他人同士の顔をして歩いていた。だが今は、北上川の夜の流れみたいに止められない欲望の渦に巻き込まれている。
「んっ、んっ……だめ、またいっちゃう……!」
「いい、イケよ。俺のチンポで」
「やぁっ……! だめ……だめぇ……!」
彼女はシーツに爪を立てて震え、全身がビクビクと痙攣した。腰が勝手に動き、奥で締まりが強くなる。俺はそのままさらに奥を突き、イカせながら腰を止めなかった。
「はぁ……はぁ……ほんとに……ずるい……」
「なにが」
「旦那より……ずっと……」
「ずっと、なに?」
「……奥まで届いてる……!」
その告白に、俺の腹の底が熱くなる。やっぱり旦那との比較は最高のご褒美だ。俺の独白は下品さを隠せない――旦那の小さなチンポじゃ、こんなメス顔には絶対できない。
「立って。後ろ向いて」
「え……」
「いいから。手をベッドにつけろ」
俺は彼女を四つん這いにさせ、腰を突き上げる尻に手を伸ばした。肉厚で形のいいケツ。何度も夢に見たデカ尻を、今こうして俺のモノが貫いている。
「……んっ! ひぁぁぁっ!」
深く押し込むたびに、背中が反り、髪が乱れる。
「声出していい。ほら、もっと鳴け」
「やっ、やだぁ……聞かれたら……」
「大丈夫。ここは盛岡のホテル街だ。誰も気にしねえ」
パンッ、パンッ、と尻に俺の腹がぶつかる音が部屋に響く。愛液が飛び散って太ももを濡らす。
「ほら、俺のチンポで狂ってる顔、旦那に見せたいくらいだ」
「そんな……言わないで……! でも……気持ちいいの……止められないの……!」
俺はわざと乱暴に腰を突き上げ、彼女を責め立てる。背徳感に揺れる顔、涙目で快感を訴える声。――たまらなかった。
「もっと、もっと奥まで……っ!」
「望んでんじゃねえか」
「違……でも……もう、欲しいの……!」
腰を深く押し込むたびに、彼女は背中を震わせ、ベッドのシーツを握り潰すように掴んだ。俺はその姿を見ながら、内心で勝ち誇る。――完全に堕ちる。旦那じゃ満足できない身体になっていく。
「なあ真理子。俺のが欲しいんだろ」
「……っ、そう……でも……」
「正直に言え。欲しいって」
「……欲しい……欲しいの……っ!」
その声に背筋がゾクゾクした。
一度目の射精からまだ十数分。俺の腰は止まらず、脈打つ硬さを保ったまま。愛液でぐちゅぐちゅに濡れた膣奥に突き込み続ける。
「またイキそうか」
「い、いく……もう……ああぁぁっ!」
彼女は叫びながら絶頂し、体をガクガク震わせた。俺も追い込まれ、奥で果てる。コンドームの中にまた精液が溜まり、熱が伝わる。
ベッドに突っ伏した真理子は、汗で髪が張り付いていた。
「……ほんとに、こんなの、だめなのに……」
「だめならなんで濡れてんの」
「違う……ちがうのに……」
涙声で否定しながらも、腰はまだ震えていた。俺はその背中を撫でながら思う――ここまで堕ちかけている女は、もう逃げられない。
外に出れば、盛岡の夜は静かで、北上川の水面に街灯の光が揺れていた。ホテルを出る彼女の隣で、俺は確信していた。この背徳の流れは、もう止まらない。
それから数日後。マンションのエントランスで真理子とばったり会った。エレベーターの中、周囲に人がいないのを確認して俺は小さく囁いた。
「……このあと、時間あります?」
真理子は一瞬だけ目を逸らし、ため息をついてから小さく頷いた。
夜の盛岡の街を抜け、またあのホテル街へ。北上川の川面に街灯の光が揺れていて、彼女は黙ったまま歩いていた。だけど、俺の腕にしっかり体を寄せてきていた。
部屋に入ると、彼女はバッグを投げるように置いて、すぐにキスをしてきた。
「……もう、抑えられないの」
甘えるように抱きついてくる真理子。その必死さにゾクッとした。
俺は彼女をベッドに押し倒し、シャワーも浴びずに服を剥いだ。濡れた下着を指でずらすと、すでにぐちゅぐちゅに熱を帯びている。
「こんなに……俺を待ってたの?」
「違……でも……身体が……!」
指でかき混ぜると「ひゃんっ」と声を上げ、腰を震わせる。クリを擦るとびくびく跳ねて、理性なんか残っていなかった。
俺は彼女を立たせ、ベッドに両手をつかせた。尻を突き出した姿勢にさせて、背後から覆いかぶさる。
「……今日は、避けないから」
「え……?」
「中に欲しいって言ったよな。もう嘘つくな」
「そ、そんなの……だめ……!」
「でも欲しいんだろ。俺のチンポでイキながら、奥に出されたいんだろ」
「ちが……うそ……やぁ……でも……!」
答える前に、俺は一気に突き入れた。ぬるっ、と奥まで沈んでいく。
「ひぁぁっ! ああぁぁっ!」
彼女は頭を振り、髪を乱してベッドに爪を立てる。
パンッ、パンッ、と尻に打ちつけながら突き込むたびに、ぐちゅっ、ぐちゅっと粘液の音が響く。
「どうだ。旦那より深いだろ」
「やっ……だめ……っ! でも……奥……すごいっ!」
彼女は背中を反らし、涙目で喘ぎながら腰を必死に振り返してきた。甘えた声で、でも快感に負けた声で。
「もっと……もっと突いて……!」
「素直でいい。欲しがれ」
俺は腰を止めず、激しく突き上げる。
「だめっ、またイッちゃう……! あぁぁぁぁっ!」
その瞬間、膣がギュッと締まり、全身が痙攣した。俺は彼女の腰を掴み、奥で熱を放つ。
「うっ……出すぞ……中に!」
「やっ……だめ……でも……欲しい! お願い、出してぇ!」
びゅるっ、びゅるるっと精液を吐き出すたびに、彼女は絶頂で震えながら、俺にしがみついて声をあげた。
「……はぁ、はぁ……だめなのに……もう、戻れない……」
ベッドに突っ伏したまま涙を滲ませる真理子の顔は、完全に女として堕ちていた。
俺はその背中を撫でながら囁いた。
「もう旦那じゃ満足できないだろ」
「……うん……」
「だったら、これからも俺のチンポでイカされろ」
「……お願い、もう離さないで」
その言葉で確信した。真理子はもう俺なしでは生きられない。背徳も罪悪感もすべて快感に飲まれて、完全に依存していた。